【紆余曲折】セルフケアの定義が変わってきました!

「君、バイタリティー0って珍しいね」転職時の適性検査を見て言われたひとこと。メンタルよわよわの私です。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代の妻子持ちです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

 

セルフケアって簡単なようで奥が深いですね。

 

これまでの自分が思っていたセルフケアと、今思っているセルフケアの範囲が変わってきたような気がします。

 

これまでは、セルフケアとは、自分のメンテナンス、つまり、運動や睡眠、体にいい食事をすること、自然の中に遊びに行くことなどと思っていました。生活習慣を整えて、体に優しい生活をするみたいなイメージでした。だから、筋トレしたり、ちょっと早く寝てみたり、脂っこい食べ物を我慢したり(もちろん長くは続きません)、デイキャンプに出掛けたりしていました。

 

仕事でメンタルが落ち込んでいて、それを回復させるためにはそれらのセルフケアを行うことで元に戻るはずだと思っていました。だって、医学的にも科学的にも正しいという意見が多かったですから。間違ったことをしているという感覚はなくて、正しい行いだと思っていました。でも、実際はどうだったか。いくら規則正しい生活をしても、いくら自然の中に身を置いても、いっこうに精神的苦痛は解消されませんでした。たぶん、やらないよりはましだったんだろうと思いますが、焼け石に水というか、劇的に改善されることはありませんでした。「こんなにセルフケア頑張っているのになんで良くならないんだろう」「科学的に正しいことをしているのに」って気持ちでいっぱいでした。

 

そして、今思っているセルフケアは、ちょっとずつ変化してきていて、上記の生活習慣を整えるセルフケアはもちろんですが、それに「やりたいことをやる」「やりたくないことをやらない」「ほしいものを買う」みたいな「自分のご機嫌をとる」こともセルフケアなんだと思うようになりました。セルフケアの範疇を広げてみた感覚です。

 

若干バッティングするんですよね。例えば、健全な食生活からするととんかつは避けたいところですが、「自分のご機嫌をとる」観点からみると、とんかつを食べたいなら食べた方が自分がご機嫌になって、それがセルフケアになるわけです。バランスが難しいですね。

 

「やりたくないことをやらない」も結構重要。例えば、私は長時間家族と一緒の空間にいるのが苦手なのかもと気づき、ときどき一人になる時間を強制的にとっています。このブログも外のカフェで書いています。雑多な中で、一人で過ごす時間が自分にとってはめちゃくちゃ大事です。「父親だから休日は子どもと一緒にいなければならない」という考えに縛られていましたが、ひとりになりたいという自分の気持ちも大切にしてあげて、セルフケアとして自分の機嫌をとってあげることも安定的な生活を続けていくうえで非常に大切な考えです。

 

というわけで、紆余曲折を経ながら、今のところの自分なりのセルフケアの定義は、「基本的な生活習慣を整えながら」も「自分のご機嫌をとってあげる」だということにしています。

 

どんなセルフケアをされていますか?コメント書かなくていいので心の中で教えてください♪