【ノー残業】公務員時代嫌だったこと

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「【ノー残業】公務員時代嫌だったこと」についてですが、公務員時代、今思い返してもあれは嫌だったなと思うエピソードです。

 

大学を卒業して初めて公務員として働いて給料をもらう生活がスタートしました。私は基本的に仕事は決められた就業時間働いて帰りたい派です。残業代が出たとしても残業せずに越したことはないと思っています。たぶん、仕事が終わってひとりになる時間が必要なんだと思います。当時はそんな理由に気づいていませんでしたが。仕事が遅くに終わって、帰って飯食ってすぐ寝るみたいな生活は、ひとりでゆっくりする時間がないのでダメなんだと思います。

 

そんで、残業嫌いな私が特に嫌だったエピソードが2つあります。

 

「超過勤務を減らしましょう」というポスターを22時に貼る

いや、矛盾していませんでしょうか。なんでこんな超過勤務をしながら超過勤務を減らす啓発活動せなあかんのですか。早く帰りたい(泣)という気持ちと仕事がいっぱいで帰れない現状に絶望しておりました。

 

みんなの超過勤務を削る作業

まず、公務員がこんなことしていいの?と愕然としました。公務員の超過勤務の手当は、予算の範囲内で支給されます。つまり、やればやるだけ残業代がもらえるわけではなく、例えば80時間したとしても予算の都合上、30時間分しかつかないことがあります。しかし、超過勤務命令書の帳簿を残しておかなくてはいけません。そこで、職員から80時間の超過勤務命令書が提出されたら、30時間になるよう裏帳簿を作成していました。

 

なんだか色々絶望したし、なんだこの組織と思いましたし、違法行為じゃね?と思いました。しかもその嫌気のさす作業を残業しながらやるという苦行。もちろん、残業代は一定時間をオーバーしているのでつきません。

 

本当にイヤ!!!!

 

財務省森友学園公文書改ざん問題とは比べ物にならないですが、書類の改ざんは、それをする人の精神に悪影響を及ぼします。それを分かったうえでその作業をさせるんですか?と問いたいです。