【どっちなんだい】手をかけるか、手をかけないか

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「【どっちなんだい】手をかけるか、手をかけないか」についてですが、子育てにずっと悩んできた私にとって(子育てもかい)、子どもにどう接するか、どう関わったらいいのかは悩みの種でした。もう芽が出て花が咲きそうです(?)

 

あるとき、職場の上司に相談していたら、その方からこんなことを言われました。

 

「手をかけていたら、手のかかる子に育つ。手をかけなかったら、手のかからない子に育つ」

 

なるほど!と思いました。私はあれやこれや手をかけすぎたのかもしれない。親に甘えてぐずったり、わがままし放題なので、少し甘やかしすぎたのかもしれない。

 

自分のことは自分でやれるよう、自立した大人へのステップを踏めるようあれこれ手や口を出さずに見守ってみよう。そう思いました。

 

んん~なかなか現状は変わりません。相変わらず手がかかり、例えば歯ブラシを自分で取ってきてと声掛けしても「パパが取ってきて!」と甘え始めます。もう少し見守ってみますが、一向に取ってくる気配はなく、どんどん機嫌が悪くなり私が取ってくることに。方法が間違っているのかしら。

 

そんな時、育児の本で次のような言葉に出会います。

 

「手のかかる子には、もっと手をかけてあげなさい」

 

何!!先輩の教えの真逆!!

 

「手のかかる子には、うんと手をかけてあげてください。それでいいんです。」とのこと。なるほど、そうなのか。なんだかその方が子どもファーストっぽくていいなと思いました。

 

子育ては難しい。そもそも、「手をかける」という表現自体、その程度が人それぞれなので、各人の判断にゆだねることが難しい。例えば、子どもに自分の歯ブラシを自分で取ってこさせることを、手がかかるとみるのか、そんなの手がかかるうちに入らないとみるのか。

 

親は「手がかかる」と思っていても、「そもそもそれって手がかかるとは言えないですよ」って見方もできます。問題は初めから存在していなかった。

 

一方で、他人から「そんなの手がかかるうちに入らないよ」と言われても何だかマウントとられているような気もしまして。現に困っている私たちがいるわけで。

 

答えはまだ出ていませんが、私の直感的には、「手のかかる子には、もっと手をかけてあげる」という考え方に共感を覚えます。

 

問題は、子どもにあるんじゃなくて、イライラしてしまう親の方にあるのかも。トホホ