【泣く子も怯える】人間は目に見えない存在を都合よく利用するもんですね

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「【泣く子も怯える】人間は目に見えない存在を都合よく利用するもんですね」についてですが、子どもが愚図って言うことを聞かないとき、騒いで言うことを聞かないとき、鬼から電話がかかってくるアプリをよく利用していました。

 

怖さの程度によって、赤鬼や青鬼から「もしもし、赤鬼ですけど。こら~言うこと聞かないと食べてしまうぞ」みたいな感じで子どもを脅して親の思い通りにいくようコントロールするために使います。

 

「言うこと聞くから電話切って!!」と怯える子どもを見ていると、なんだかこんな子育て正しいのか?子どもを怯えさせて怖がらせて言うことを聞かせるって結構ひどいことしてないか、と良心が痛んできました。

 

しかし思えば、昔から子どもをコントロールするすべとして、「早く寝ないと鬼が食べにくるよ」とか「あの山から天狗が見ているよ」とか「雷に打たれるよ」とか、大人は全く信じていないけど、自分たちより大きな、目に見えない存在を都合よく持ち出してきましたよね。

 

「おるぁ!バックにはヤーさんがついとんやぞ!言うこと聞かんかい!」って威圧するチンピラと同じ手口ですよ。

 

はたまた、為政者や権力者が、神や宗教などで国民をコントロールしてきた手法も同じ構図です。

 

自分の言うことを聞かない人間に対して、もっと高次の、畏怖の念を抱かせる存在をちらつかせて言うことをきかせる、自分にはあなたを脅かす恐怖のスイッチを押す力を持っていることをわからせる。

 

子育ての強烈なストレスを和らげてくれる神アプリで4歳くらいまでは確かに助けられたことも多かったですが、違った方法で子育てできれば良かったな~と後悔も残ります。