この矛盾とも思える言葉の意味は

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「この矛盾とも思える言葉の意味は」についてですが、数年前、用事で遠出した帰り道に、とある詩人の記念館に立ち寄りました。数多く展示されている詩集のなかで、目に留まった詩がありました。

 

 

「強いときに弱い、弱いときに強い」

 

まっさきに、「あべこべじゃないか、どういう意味だろう」と思いました。休職中でメンタルが弱っていた私は、精神が弱いから仕事に行けなくなったわけで、強いときは文字通り強いに決まっているじゃないかと。

 

いやしかし、弱いときに強いと言われると、ちょっと救いがある気がして嬉しい気持ちにもなりました。今仕事休んでて、社会的にみたら最弱なんだけど、「強い」って見方もできるんだ。

 

「強いときに弱い」

 

確かにこれまで、強い人を演じようと必死だったな。仕事ができて社会的に強い人を目指していましたから。強がっているとき、本当は弱かったんですね。

 

「弱いときに強い」

 

いま社会的にも精神的にも弱いけど、その弱さを受け入れることができる人が、本当の意味で強いのだと解釈しました。

 

せめてこれからは、強がることだけは避けようと思います。できないものはできない!それが私ですが何か問題でも!?

 

問題山積ですまじで。