メンタル不調の状態を周りの人に説明するときの例え話

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「メンタル不調の状態を周りの人に説明するときのたとえ話」についてですが、私の場合は仕事上の悩みから適応障害を繰り返すうちにうつ病に進行しました。どうしても仕事に行けない、そういったメンタル不調の状態を家族、医療機関、職場、一部の友人などに説明するときに、言葉で伝えるのが難しいなと感じていました。

 

火傷や骨折などで包帯やギブスをつけていたら周りの人にも痛みが伝わるし、理解もしてもらいやすいですが、心の問題、すなわち脳の問題は外から全く見えないので、どのようにこの苦しさ、しんどさを説明し、相手が「あ~そんな感じなんだ」と何となくでもいいので私の状態を想像してもらえるか頭を悩ませていました。

 

そんなときに、以下のような例え話をしていました。

1 脳の筋肉が肉離れした感じ

 無理して走って足の筋肉が肉離れするように、脳が無理を続けて肉離れしたような感じです。足が肉離れしたら治っても全力疾走ができないように、復職後は前のスピードで仕事ができなくなっていました。

 

2 海の魚が川で泳いでいるような感じ

 ずっと自分はここで泳ぐ魚ではないと感じていました。置かれた場所で咲くなんていいますが、海水魚を川で泳がせても死んでしまいます。

 

3 高所恐怖の人が高いところにいる感じ

 どうしても怖くて職場に行けません。行けたとしても涙が出てきます。怯え、萎縮、恐怖。その場から逃げ出したくなります。高所恐怖症の人に、「大丈夫だって、落ちて死ぬことないから」といってもダメなものはダメなんです。

 

4 高速道路で軽自動車がスポーツカーと一緒に走っている感じ

 こっちは660ccのエンジンで100キロ出していて、隣の3,000ccのスポーツカーと競り合っているイメージです。ずっとアクセルを踏みっぱなしなのでエンジンが壊れてしまいました。

 

だいたいこのどれかで説明することが多かったですが、この感覚わかってもらえますか?他にもいい例えがあれば教えてちょ。