【モチベーションが低い】低いなら、低いまま飛ぼうぜ、ホトトギス

「君、バイタリティー0って珍しいね」転職時の適性検査を見て言われたひとこと。メンタルよわよわの私です。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代の妻子持ちです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

 

今週もよく乗り切りました。

今日仕事行けるかな、とりあえず行くだけ行ってダメなら帰ろう→行けた

今日仕事行けるかな、とりあえず行くだけ行ってダメなら帰ろう→行けた

今日仕事行けるかな、とりあえず行くだけ行ってダメなら帰ろう→行けた

今日仕事行けるかな、とりあえず行くだけ行ってダメなら帰ろう→行けた

今日仕事行けるかな、とりあえず行くだけ行ってダメなら帰ろう→行けた

今日仕事行けた、今日仕事行けたが続いて今日も仕事行けたになるんですね。

途中何度も「もう無理だ帰ろう」「もう無理だ辞めたい」という気持ちが押し寄せる時間帯があり、毎日綱渡り状態でしたがなんとか1週間乗り切りました。

自分でも信じられないです。5日間行くのは無理だろうなと思っていましたから。

 

乗り切れた要因はたくさんあるけど、ひとつあげるなら「中立(ニュートラル)であること」を意識しました。無理にやる気を出すわけでもなく、手を抜くわけでもなく、ニュートラルに。その時の状態を受け入れて、ニュートラルな気持ちで仕事に取り組むことを意識しました。「あー、やる気がでないな。どうしよう、でも今はやる気でないからしょうがない、そのままやってみよう」「調子が出てきたな、でも飛ばしすぎずほどほどにしよう」。下がっているときも、調子がいいときも、一喜一憂せず、冷静に中立に。気分や調子が下降しているときは、低空飛行を続ける。低いなら低いなりにその状態を継続する。そんな心構えが大切なんだということを実験できたのはいい学びになりました。正解かどうかはわかりませんが、低空飛行を続けて5日間乗り切れたということは事実なので、それで良いいんです。

いままでだったらどうだろう、たぶん「ここまで気分が落ち込んでいる、この仕事は自分に合わない、辞めるしかない」と思っていたと思います。しかし、調子が悪くても悪いまま継続するということを試してみて、それでも乗り越えられたという経験は大きな収穫でした。やり過ごす、ってこういうことなんでしょうね。

 

そんなニュートラルな状態を継続できたのも、薬の力が大きかったと思います。セロトニンのプールが満たされることで、偏桃体の興奮がかなり抑えられていると思います。働いているときの心拍数も抑えられている感じがしますし、焦ったり気が動転することが減ったような気がします。生理学的な作用によっても一喜一憂しない、ことを実現できたんだと思います。

だからやっぱり時には薬に頼ることも大事なんだとよくわかりました。自分で何とかしようじゃなくて、自分じゃ何とかできないことを薬で治すんだから。今精神科や心療内科に行こうか迷っていたり、向精神薬抗不安薬に抵抗感がある人には、「大丈夫だよ、試してみて。楽になるよ」と伝えたいです。死ぬまでずっと飲み続けないといけないなんてことにはならないですから。いっとき薬の力を借りて、マイナスを0に近づけてもらうだけです。

 

そんなことを考えると、公務員時代苦しんだあのとき、ちゃんと服薬していれば違った結果になったのかな、と思ったりもします。けど結論は、公務員を辞めてよかったと思います。良かったというか、薬によって延命はできても遅かれ早かれ辞めることになっていたと思います。絶望的に公務員の仕事が合っていませんでした。

 

話が逸れましたが、今週の学びは「ニュートラルでいること」。モチベーションが低いなら、低いままで低空飛行を続けることの大切さです。

来週もその時の状態を受け入れて、やり過ごそうと思います。来週乗り切れるかなと不安ですが、きっと週末にはなんとか乗り切ったなと思っているはずです。きっと。