転職1か月目の感想

 

まずは簡単に自己紹介からですね!事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代の妻子持ちです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

 

さて、転職してもうすぐ1か月です。これまで色んな事がありすぎて、今こうしてちゃんと出勤して、疲れをその日のうちに解消して、また次の日仕事に行けている状態にいることが奇跡のように思えます。

 

月曜日は、「あ~また一週間始まっちゃったな~」って思っていましたが、気が付いたら金曜日。大きな気分の沈みもなく、比較的フラットに生活できています。

 

今までと何が違うんだろう。3つある気がします。

 

1 得意なことを活かせている

まずはこれですね。パソコン操作が得意、平均よりちょい上というくらいですが、得意なことを仕事で表現できると、精神的な負担が小さくなることがわかりました。今回の転職活動でも軸のひとつにしていましたが、「好きなこと、やりたいことより得意なことを」仕事にした方が長続きするんじゃないかという仮説。今のところ、この仮説は当たっていると思います。少なくとも私にとっては。得意なことだと、無理することがないし、前向きに取り組める気がします。

 

2 不安に感じるのは当然のこと、と受け入れる

朝起きてから通勤するまでは不安な気持ちになります。私の場合は、朝が不安定で、夕方にかけて不安感が低くなっていきます。そんな傾向はどうしようもないので、最近は、朝の不安感の相手をしないことにしています。

「転職したての人は、不安を感じるのは当たり前。」

「転職していなくても、将来のことを不安に思うのは誰しもそう。」

「不安を感じていない人なんてこの世にいない。」

 

みたいなことを言い聞かせていると、「ま、そんなもんだよな」という気分になっていきます。思考から感情にアプローチする方法です。

 

3 他人と比べず、自分の力を活かす

周りの人はすごいと思います。知らないことをいっぱい知っているし、作業も早いです。これまでの自分なら、

「早く追いつかなきゃ」

「自分は全然だめじゃないか」

って思っていたはずですが、「すごいな~」と思うのは思うとして、その先に進まないように気を付けています。その人がすごいのは確か。で、自分は自分のことをやる。いちいち比較しないように心がけています。

「あの人はすごいけど、私もすごいところはある。」こんなときも、得意なことがあると自信を失わずにすみますね。職場では、それぞれ得意分野が違う人がいて、それぞれが得意なことを活かして仕事をしている、と考えると、比べる必要もないし、自分ができることに集中してやるだけという心境にもっていくことができます。

 

というわけで、物事の捉え方もこれまでと変わってきているのを感じますし、今のところそれがうまくいっています。ということは、私自身、成長しているということだと思います。これまでと同じ失敗を繰り返さず、修正できている証拠です。

 

なんか不安に感じてきたら、これまで関わってきた人たちの姿が走馬灯みたいに浮かぶんですよね。いつも色んな先輩方が支えてくれていました。その人たちにめちゃめちゃ迷惑をかけて仕事を休んで、辞めて、逃げてきました。申し訳ないという気持ちと感謝の気持ちがあって、どちらかというと感謝の気持ちの方が大きいです。で、その人たちが背後にずらっと立っている感じがして、「みなさんこれまでありがとう、これからちゃんと頑張ります」って立ち直れるような感覚が出てきました。戦闘シーンで、これまで一緒に戦って戦死していった仲間が背後にいるみたいなやつです。「頑張る」とは、ただ努力して無理をすることではなく、同じ過ちを繰り返さない努力や、無理をせずに70点でも良いと受け入れる姿勢、他人との比較に囚われずに自分の進むべき道を歩むことだと考えています。

 

この感覚を大事にして、あと数年はリハビリにつとめます。

 

さ、明日は家族サービスで水族館に行ってきます~~~~