【嫉妬心】あいつも不幸になればいいのに!!

「君、バイタリティー0って珍しいね」転職時の適性検査を見て言われたひとこと。メンタルよわよわの私です。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代の妻子持ちです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

 

あなたは大切な人の気持ちに寄り添うことができていますか?

 

自分の振り返りと反省を込めて書いていますが、妻の気持ちに寄り添うことができたのかなと反省することがありました。

妻は私と同じくメンタルに問題を抱えていて、本来の元気な姿までは戻っていっていない状態です。そんな妻いわく「元気に働いている人や、楽しそうに買い物している人を見ると、うらやましい。私と同じように体調不良になればいいのに」とのこと。それを聞いた私の率直な感情は、「驚き」と「軽蔑」。まず、私は自分が苦しんだことについては、同じことで他の人には苦しんでほしくないと思う。仕事では、自分が困ったことや悩んだことについて、後任の人は苦しんでほしくない。だから「自分が辛いから幸せな人にも辛い思いをしてほしい」みたいな嫉妬、ねたみみたいな感情はこれまで持ったことがなかったので、驚きを感じるとともに、そんな「きたない」思いを持っている妻に対して軽蔑の感情をいだきました。

 

妬み嫉み、いわゆる嫉妬、「不幸になればいいのに」って感情、感覚は、古来から人間の感情のひとつとして存在しているのは知っていますし、それについての記事なども目にしたことはあります。出る杭は打たれるとか、活躍しているあいつの足を引っ張ってやろうみたいな話は聞きますよね。ただ、自分自身あまりそういった感情になったことがないので、非常識に思えて、受け入れるのが難しいと感じてしまいました。価値観の違いってやつかな。

 

でもそのあとよく考えると、妻はいましんどい状態にあって、元気な他人に対して負の感情を抱くのは、「わたしもあんな風に元気になりたい」「こんなわたしの気持ちをわかってほしい」という気持ちの表れなのかなと思いました。まったく的外れかもしれない私の想像でしかないですけどね。あくまでも仮説です。そんな「わかってほしい」という妻の気持ちに果たして寄り添うことができていたのかな。そんなことを思いました。

 

一方、自分について。改めてですが他人の成功や失敗には関心がなく、失敗してほしいとか思うことはないです。それは他人はコントロールできないと思っているから。でも、他人に自分がどう思われるかについてはものすごく気にします。他人基準だし、他人から良く思われたいという気持ちが強いです。矛盾。ダブルスタンダード。他人はコントロールできないんだから、他人が自分のことをどう思うかもコントロールできないので、それについて関心を持ってもしょうがない、ということに気が付きました。

 

妻の嫉妬心から始まって、自分の短所である他人基準のクセにも気が付くことができたのでいい学びでした!