【転職談義①】他人の顔色をうかがって生きてきた私にとって、面接は得意分野かもしれない

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「【転職談義①】他人の顔色をうかがって生きてきた私にとって、面接は得意分野かもしれない」についてですが、私は公務員を辞めて初めて転職活動をしましたが、実は面接自体は楽しむことができました。職務経歴書の作成や、SPIなど筆記系は苦手で苦労しましたが、書類選考さえ通って面接まで行ければ、いい感触のまま先に進むことができました。

 

うまくいった理由は、「面接官の求める答え」を返すことが得意だったからです。皮肉にも、これまで他人の顔色や機嫌をうかがって仕事をしてきたせいで、相手が何を求めているのか、何を言われたら嫌なのか、がなんとなくわかってしまいます。それがメンタル不調になった理由のひとつでもあるんですけどね。

 

面接では「この人はこんな感じで返答したらいいのかな」「このくらいフランクな方が好みなのかな」と会話をしながら調整していきます。

 

そして、何回か面接を繰り返すうちに気づきました。

 

「あ、面接ってゲームなんだ」と。相手が欲しい答えにいかに近づけるかのゲームなんです。あらかじめ用意していた回答も、「なんかこの面接官には合わなさそう」と思い急遽変えたこともありました。それで手ごたえがあった時は自分の成長を感じました。

 

前職を約1年間休職したあとの転職活動だったので不安もありましたが、面接がうまくいくと「初対面の人からは自分は病気だと見えていないんだ」と自信になりました。

 

というわけで、他人の言動に敏感なHSPぎみの人は、結構それを武器に転職活動というゲームをうまくプレイできるんじゃないかと思いました。