【公務員×メンタル×転職】にふてりあ@元公務員

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【国家公務員と地方公務員】どっちが楽しい?働きやすさと働きがいを徹底比較

働きやすさと働きがいについて

 

にふてりあです。今回は「【国家公務員と地方公務員】どっちが楽しい?働きやすさと働きがいを徹底比較」についてお話します。私は出先の国家公務員と地方公務員の両方を経験していて、公務員生活は約10年でした。

 

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色んな部署を経験しましたし、色んな人と出会ってきました。今となればユニークな財産だと思いますが、当時はしんどすぎて辞めることしか考えられない、でも家族がいるので辞められないという鎖につながれた状態で生活していたので、財産なんて考える余裕は全くありませんでした。

 

公務員を辞めて、民間に移ったことで外から公務員の世界を見つめなおすことができたので、今の私から見た国家公務員と地方公務員の働きやすさと働きがいについてお話ししようと思います。

 

働きやすさ


まず、働きやすさについては国家公務員に軍配が上がると感じます。意外と思われるかもしれませんが、国家公務員の方が年休、時間休の取りやすさ、短時間勤務の取得などは取りやすい雰囲気があったように思います。なぜかというと、いい意味でドライな部分があって、結構転勤を伴う人事異動もあったので、まったく知らない人も赴任してきたりするので、新陳代謝があって、休暇制度などは割と機械的に処理されるので、年休は取りたい人が、取りたい時に、とる環境があったように思います。その点は、働きやすい環境にありました。

 

一方で、地方公務員の場合は、そもそも市役所勤務だったので、休みをとっても地元でウロウロしづらいので、「なんとなく疲れたから休んでプラプラしたい」と思っても気軽に出歩けない息苦しさみたいなのも手伝って、休みは取りづらかったし、実際あまりとれていなかったです。国の方が休みは取りやすかったです。

 

働きがい


二つ目に、働きがいについては、地方公務員の方が感じられやすいと思います。なぜかというと、地方公務員の方が政策の実施が住民の方に近いので、効果を感じられやすい点と、国は図体が大きいので本省で決まったことが出先機関に降りてきて、どうのこうのとなりますが、自治体だと自分たちが政策立案の主体になれる領域も大きいので、計画を立てて、実行して、その結果まで見ることができるという点で働きがいを感じやすいと思います。ネガティブ面にフォーカスすると、市民と近いが故にストレスを感じやすかったりもしますが、今回の趣旨はどっちが楽しいかという視点でもあるので、プラスの面にフォーカスしようと思いますが、繰り返すと、働きやすさは国で、働きがいは地方だと思います。

 

ドライな人付き合いが好きな人は国家公務員が向いていると思います。より親密な人付き合いが好きな人は地方公務員が向いていると思います。自分でいろいろ考えて動きたい人は地方公務員が向いていると思います。スーパー公務員さん、名物公務員さんみたいな感じです。地方公務員の方がある程度の個性も許容される感じがします。国家公務員の方はあまり遊びがない感じがして、カチッと役にはまれる人が多い印象です。給料面では自治体の規模にもよりますが、地方公務員の方が良さそうです。国家公務員の致命的な欠点である転勤で出ていくお金も加味すると、地方公務員の方が安定していますね。給料を働きやすさに含めると、地方公務員の方が勝っています。でも、結局どんぐりの背比べで、生涯賃金はそこまで大差ないと思います。

 

まとめ


結論、どちらが自分に合うかって話ですが、私は国家公務員の方が合っていました。国家公務員も地方公務員もバリバリの日本型組織ですが、無理やり例えると、国家公務員は割とサバサバしていて、ドライな外資系企業、地方公務員は人間臭さや人付き合いが濃密な日本型企業と言えるかもしれません。以上です。それではまた!

 

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