【公務員×メンタル×転職】にふてりあ@元公務員

「公務員として働く人の心身の健康を守りたい」をミッションにしています!

【心の声に耳をすませば】適応障害は脳の肉離れ

脳も臓器です

にふてりあです。今回は「適応障害は脳の肉離れ」ということについてお話ししようと思います。適応障害というのは、特定の状況がその人にとっては耐えがたい、苦痛に感じるという症状です。私の場合は それが仕事の環境・状況で出てきたということになります。

 

事務系の国家公務員と地方公務員を10年経験。その間、適応障害うつ病などで休職、リワークそして復職するも苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代のパパです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

 

嫌々ながら、というかきついけどそれが仕事なんだろうなと思いながら、公務員を1年、2年、そして3年4年5年6年7年8年9年10年と続けてきたんですけども、やっぱりその中でとうとう仕事に行けなくなったっていうことが何回かありました。

 

具体的には、朝、電車には乗れて職場の前まで行けたんだけども、もう無理だってなって引き返して、電車に乗ることなく歩いて「どうしようどうしよう、仕事に行けなかった、どうしよう」って思いながら帰ってきたりとかそういう状態が続いたので、受診すると「適応障害ですね」という診断が下りました。

 

うつ病にもなったことあるんですけど、適応障害うつ状態うつ病というのは、「心の風邪」なんて言われることありますけど、そんな生易しいものじゃなくて、そんな単純なことじゃないですね。はっきり言って生き地獄だと思います。その症状というのが風邪だと、一旦治ったら、治った!ってなりますよね。でもうつ病なんて影響が長く続きますからね。そんな簡単な話じゃないんですよね。皆さんが思ってるほど。

 

適応障害は脳の肉離れ

 

で、何でそういう適応障害とかうつ状態になるかと言うと、私の感覚としては、「脳みそを酷使しすぎて嫌なことを我慢しすぎて肉離れを起こした」というのが私の感覚です。脳みそも臓器で、肉でできてますよね。走りすぎて、全力疾走して足が肉離れしたら自分でもそれはわかるし、走りすぎたなとかで、周りの人にも分かりやすいですよね。ただ、脳の肉離れて自分でも気づきにくいし、周りからもその状況はよくわからないですよ。脳の肉離れって、脳の酷使で、多分私の場合はもうデスクワークでカタカタしてて、周りから見たらそんな酷使してるってわからないじゃないですか。でも自分としては脳みそをずっと酷使してたんだと思います。で、脳みそがもう嫌だな、きついなって思ってても、いやこれ仕事だからやらないと、公務員で全体の奉仕者だからやらないと、家族がいて養っていかないといけないからやらないと、っていうので本当にその状況を耐え忍ぶしかないと思って頑張りすぎた結果、パンクしたんだと思います。肉離れしたんだと思います。

 

でこれやっぱり原因としては無理を重ねている、無理な状況を続けているっていう事がトリガーになるんじゃないかなという風に感じます。ですので、今仕事辛いなって思っていると思うんですけど、きついな、しんどいなと思ってると思うんですけども、それがただ「今日行きたくねえな、まあでもやるか」ぐらいだったら多分、まあいいんですよ。ただそれが適応障害の場合だと2週間以上続いたりしたら受診した方がいいって言われるんですけど、それがもう1年とか2年とか続いてるってことは通常じゃないんで、どっかでやっぱり疲労が脳みそに溜まっています。

 

身体と心のサインに向き合う

 

そういう時って、体と心のサインが絶対に出ているはずなのでそれを見逃さないで欲しいなと思います。見て見ぬふりをしないで欲しいなと思います。気づいて押し込めないで欲しいなと強く思います。きついな、今日行きたくないなっていう、ちゃんとサインに気づいたら無視せずに受け止めて、実行してほしいなって思います。実行というのは具体的な休んだり遊んだり。なかなかも遊びたいという感覚すらもそういうしんどい状況、何年か続いてる人にはなかなかそういう感情すらもう忘れてしまっているかもしれないんですけど、好きなもの食べるでもいいんで自分を甘やかして欲しいなと思います。

 

ですので、今回は適応障害は風邪とかじゃなくてもう肉離れですっていうのを一番お伝えしたくて、その肉離れにならないためにちゃんと心の声で体の声というよりも多分私たち心の声をちゃんと聞かないといけないタイプなんだと思うんで心の声をちゃんと聞いてそれを押し込めないで実行してあげるというところまで進んで欲しいなと思います。

 

今回は以上です。

 

youtu.be