【公務員×メンタル×転職】にふてりあ@元公務員

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【心痛むわ】飛騨市職員懲戒処分だっていうけど

市職員が税金の事務処理放置で課税漏れ等発生させ懲戒処分「遅れ取り戻す作業に追われ」

にふてりあです。この前ニュースになっていた「岐阜県飛騨市の職員が住民税の事務処理を放置して懲戒処分を受けた」っていうニュースを見ているんですけど、この人のことを思うと心が痛みますね。これ対岸の火事じゃないというか。私自身もこういうケースに遭遇したことがあるんで。

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「君、バイタリティー0って珍しいね」転職時の適性検査を見て言われたひとこと。メンタルよわよわの私です。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代の妻子持ちです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

 

 

これは悲しい結末になったなと思いますね。内容としては、税務課の27歳の男性主任が2024年3月中旬から2か月間、住民税316件分の課税額を確定させる事務作業を放置したと。なんでかというと、この人の上司にあたる40代の男性係長が体調不良で休職していたみたいなんですよね。それで2週間くらい一人で事務処理をしていたということで。これはいくつかのレイヤーで問題があって、まず一番はこの27歳男性職員は気の毒だったなと思いますね。めっちゃしんどかったと思います。

休職している係長と二人で業務をやっていたってことなんで、そしてその係長も休職なんで、たぶん業務の負担が過重だった可能性が高い職場だと思います。係長もそうですし、係長休んだ後、部下の主任一人で業務をやっていたというのをそのままにしていた職場、課長なども問題抱えているなと思いますね。全員不幸になっているというか。

 

そしてこの話って飛騨市に限った話ではなくて、国家公務員でもそういう部署いっぱいありましたし、カツカツで回っていて、ひとり抜けたら業務が破綻するじゃんみたいな仕事もありましたし、課税とか特別徴収だとかお金がらみを担当している部署たくさんあるんですけど、こういうの本当にきついですよね。徴収漏れとか算定誤りとか返還とかなると、そういう場合って判明すると桁が大きいですもんね。今回2か月で1000万円の課税漏れで懲戒処分でしょ?やるせないですね。依願退職、27歳。もっと職場はフォローできたんじゃないかと思ってしまいますね。

 

その男性主任によると「遅れを取り戻す作業に追われ放置してしまった」ということなんですが、これって不作為じゃなくて、やれることやってるけどしょうがないじゃんこういう状況で。それで懲戒処分ってその人のせいなの?って思っちゃいます。それ職場の問題でしょっていう。はたから、第三者から見たらそう思っちゃうんですけど、これ実際自分自身だと思ったら、自分も直属の係長が病休で一人で業務回す状況になったことがあるんですけど、自分がやらないといけないという気持ちになるんで、職場が悪いと思えないタイプだったんですよね。だから、自分が頑張るしかない、それが公務員として当然だ、みたいな。(第三者として)自分がこういうニュースを見ると、いやいやその職場おかしいよねって思う。これはどこの市町村でも起こりえるし、実際起こっているし、これで住民の人が「ミスした職員がいる」って叩くわけでしょ?そこは、職場に対してクレーム言ってほしいなと思いますね。以上です。

 

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