【公務員×メンタル×転職】にふてりあ@元公務員

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【適応障害で悩んでいる公務員へ】先輩が語る休職中の過ごし方3選

 

休職を実りあるものにするためにはコツがあります


にふてりあです。今回は「【適応障害で悩んでいる公務員へ】先輩が語る休職中の過ごし方3選」についてお話します。私は公務員時代、適応障害で何度か休職していますが、はっきり言って、休職中はめちゃくちゃきつかったです。

 

「君、バイタリティー0って珍しいね」転職時の適性検査を見て言われたひとこと。メンタルよわよわの私です。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、苦闘の末退職することに。それからなんとか食いつないで今を生きている30代の妻子持ちです。仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身が悩みもがき苦しんできた経験を率直に綴っていますので、自由にコメントくださいね!

休職中は心が休まらない

仕事とは違う苦しさで、何がきついかというと、「罪悪感」と「不安」です。「みんな働いているのに自分は休んでいる」「自分の仕事を代わりにやってもらっている上司、同僚に申し訳ない」「税金で給料もらっているのに休職していて申し訳ない」というあらゆる方面への罪悪感で頭がいっぱいになるので、とても休暇にはなりませんでした。ほかにも「復職できるだろうか」「家族の生活費はどうするのか」「公務員としての適性がないのではないか」「そもそも社会人として終わっているんじゃ、、、」と不安でも頭がいっぱいになるので、常に罪悪感と不安に苛まれている状態だったというのが休職期間中の思い出です。
よく主治医の先生であったり、メンタル系の本には、「休職は仕事のことを忘れてのんびり過ごすことが大切」と言われますが、そんなに簡単に仕事のことを忘れられるんだったら、適応障害になってなかったと思うんですね。それは普通の人の考え方であって、メンタルを病むような私たちは、そんな無責任なことできない、あるいは苦手だからメンタルを病んでしまったんです。ここに結構葛藤があって、メンタル疾患を治すためには、休むことに対して「罪悪感」や「不安」を感じなくなるような状態にまで自分を変化させる必要がありますが、なかなかそうはなれません。まったく感じないというのもそれは無理なので、少なくとも一日中罪悪感で頭がいっぱいみたいな状態からは脱して、例えば朝起きて10分間頭の中で「みんなごめん、迷惑かけてごめん」とひたすら謝って、そのあとは仕事のことを考えずに一日を過ごせるようになったら、復職の日も近いんじゃないかなと思います。

じゃあ、そうするために何をすればいいのか。具体的には3つあって、ひとつは私自身にはあまり効果がなかったけども、やった方がいいと思うことがあるので、それも紹介します。残り2つは本当にオススメするし、過去に戻れるとしたら絶対にやると決めていることです。

 

就労移行支援事業所(リワーク)に通う

まずやった方がいいと思うことは、リワークです。で、リワークの話をする前に話さないといけないのが、休職の期間の問題ですよね。休職期間が2週間なのか、1か月なのか、3か月なのか半年なのかでやれることが変わってきます。まず休職1回目の人であれば、いきなり1年とかならないと思います。もともと1か月で、延長延長で伸びるケースはあるかもしれませんが、いきなり、初診時に「1年間休職してください」みたいなことはあんまりないんじゃないかなと思います。で、休職初めてで、数か月休んで無事に復職できたのならそれはものすごくすごいことだと思います。私が今回自分の経験談を活用してほしいなと思っている人は、休職が2回目以上の人ですね。復職に失敗した人とか、復職してある程度働けるようになったけど、しばらく経ってまた再発してしまったような人です。2回目以降の休職って結構ダメージが大きくて、「あぁ、またダメになってしまった」と激しく落ち込んでしまうんですよね。1回でも経験したくないことなのに、複数回となると罪悪感もひとしおです。なので、そういう人こそ、今からお伝えする3つの過ごし方は、どれかひとつでもいいので、願わくば全部試してもらいたいなと思います。

一つ目のリワークについてはもう話しているんですけど、私は3回目の休職の時にリワークに通うことを決めました。自分で治すのには限界を感じましたし、休職と復職を繰り返すのはもうやめたいと強く思ったので、どうせ公務員を辞めるにしても、やれることをやり切ろうと思いました。リワークに通うことで改善のきっかけを掴めて公務員として働き続けることができるかもしれない、その可能性にかけてリワーク施設を探すことにしました。ネットで調べて、場所的に通いやすそうなところがあったので、見学してみることにしました。電話予約せずに見学で顔を出しましたが、温かく迎えてくださりました。リワークの話は長くなるので別の動画にしますが、認知行動療法を行ったり、同じような境遇の人たちと交流したり、疑似的に仕事に復帰する訓練を行ったり、多様なプログラムがあるので検討されている方はぜひ見学だけでもしてみてください。


やっぱり薬は効く


二つ目は、「服薬」です。私は精神科や心療内科で処方される薬にはものすごく抵抗があって、まさか自分が向精神薬なんて人生の中で飲むことになるなんて思ってもいなかったし、一回飲んだら一生飲み続けることになるんじゃないか、人生終わりじゃんと考えていたので、かたくなに服薬は拒んでいました。いざ飲み始めた後も、一日でも早く薬から卒業したいと思っていて、通院のたびに減薬できないか先生に聞いていました。今思えば、メンタル不調になった初期の段階で、適切に、一定期間焦らず服薬しておけば、もっと早く楽になったんじゃないかなと思います。その意味で、もし今薬に抵抗を感じている人がいたら、そんな依存性もないですし、ちゃんと飲んでメンタルが良くなったら薬を飲むことも辞められるので、安全ですよと伝えたいです。薬は敵じゃなくてあなたの味方なので、協力してメンタルを安定させてほしいなと思います。

運動はすべてを解決する


三つ目は、「運動」です。運動も奥が深くて、頻度、負荷の強度、継続期間など、無数にやり方があります。一通り体験した私の意見は、「基本的に毎日ジムに行って、トータル30分体を動かすこと」をオススメします。具体的には、有酸素運動無酸素運動つまり筋トレを組み合わせたほうが良くて、例えば、胸と背中の筋トレを合わせて15分、そのあとウォーキングマシンで15分歩くみたいな組み合わせを毎日行うといいです。トータル30分ジムにいるってところがミソで、組み合わせは自由です。なので、やっぱり「今日は気分が乗らないな」とか「今日は行きたくないな」って日もありますが、そんなときはストレッチの場所でYouTube観ながらストレッチするだけの日もあるし、筋トレだけの日もあるし、自転車こぎだけの日もあります。その日の気分とテンションで選んでいいので、とにかくジムに30分滞在することから始めてみてください。運動は薬と同等か、それ以上の効果があるとしたエビデンスもあるので、メンタルを安定させるためには運動は必須だと思います。運動なんてできる心境じゃないよって人は、逆に考えたほうがよくて、運動しないからメンタルが弱っていくと思った方がいいです。急性期で絶対安静の時期を除いて、外に出られる人であれば、チョコザップでもエニタイムでもいいので入会して、自分の居場所にしちゃってください。ちなみに私はリワークの後にはジムに通う生活をしていました。

まとめ


最後にまとめると、休職中はあらゆる方面の不安や罪悪感で押しつぶされそうになります。が、そんなときこそしっかり服薬して、リワークに通って、ジムに行く生活を数か月続けてみてください。きっとメンタルは安定していく方向に進みます。メンタルが安定するということは、つらさやしんどさが軽減されていくことなので、自分を大切にする生き方に軌道修正できているってことです。自分のために休職中はこの3つを試してみてください。以上です。それではまた!

 

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