適当、鈍感力、失敗すること、人に頼ること

簡単に自己紹介から。事務系の国家公務員と地方公務員として計10年働くも、その間、適応障害うつ病で休職と復職を繰り返し、もがきあがいた結果退職することに。大手人材紹介会社に転職するも3日でギブアップし退職。現在は造園業で働いている30代の妻子持ちです。このブログでは、仕事をする中で働くとは何か、人生とは何かなど私自身がこれまで悩みもがき苦しんできた経験を基に、私と同じように仕事に悩む公務員の皆様に寄り添える情報を発信しています。公務員に限らずどんな方でも自由にコメントくださいね!

 

さて、「適当、鈍感力、失敗すること、人に頼ること」についてですが、4つとも職場の先輩方から言われた言葉です。職場の方とは色んな話をしてきましたが、なぜかこの4つは頭の片隅に残っています。半分、「そんなこと言ってもね~」と斜めに構えている部分と、半分は「これって真理なのかな」と大切に扱っている部分があって、自分の中で宙ぶらりん状態というか、ないがしろにも自分のモットーにもできない言葉たちです。すべてを自分のものにすることはできていませんが、最近少しずつ意味をかみしめるようになりました。

 

1 適当

定年退職された上司がよくおっしゃっていた言葉です。自分勝手な「いい加減」ではなくて、「良い加減」で仕事をすることが大切といった話をされていました。完璧を求めるのではなく、ほどよい加減でよしとする、もっと肩の力を抜いて仕事をしていいんだよと教えられました。

 

緊張で焦っているときは「適当」「ぼちぼち」といった言葉を自分に対して言い聞かせるようにしています。

 

2 鈍感力

人間関係が複雑な部署にいたときに上司が言った言葉です。「大事なのは鈍感力だよ」って。あえて鈍感でいることのメリットってあるんか!?と受け入れられない気持ちでしたが、いろいろと気にしいの「敏感な」私にとって鈍感なくらいがバランスがとれていいのかもしれません。

3 失敗すること

新しい部署で出会った上司から言われた言葉です。「もっと失敗していいんだよ」と。初めに聞いたときは「え!?失敗したらダメに決まってるじゃん」と思いました。仕事は失敗しないよう用意周到にやるものですよね。失敗ありきで、失敗を織り込み済みで作業を進めるなんて考えたこともありませんでした。

 

そんなことを考えていた私は、はたからみたらガチガチに緊張して、肩に力が入りまくっていたんだと思います。私をリラックスさせるためにいただいた言葉だと思っています。

4 人に頼ること

これも3の上司から言われました。「もっと人に頼っていいんだよ」。仕事は自分で責任もってやるものだと思っていたし、今もそう思っていますが、これも真面目過ぎたんでしょうか。「できませーん、助けてくださーい!」って軽ーくSOSが出せる人になれたらメンタル疾患にならなかったのかな。

 

 

以上、4つの言葉が妙に頭に残っているので、きっと無意識の自分が「これ大切だから忘れないでね」って言っているんだと思います。

 

仕事は適当にやって、嫌みや小言を言われても鈍感力でスルーして、失敗を恐れず、助けが必要な時は誰かに頼ること。

 

確かに、これらができている人は柔軟なイメージですね。目指すべきはそんな姿です。